私はもともと生理痛が酷く、生理が来た時は1〜3日鎮痛剤が手放せず、可能な場合は寝たきりで過ごす・・・というのが当たり前の事でした。
よく「生理痛が酷い人」は、婦人科の病気、特に「子宮内膜症」を持っている可能性が有る・・・とは聞いていましたが、自分がそうだとは思ってもいませんでした。
・・・と言うのも、市で行われるレディース検診や、激しい腹痛で診察を受ける度に「異常無し」という結果がいつも出ていたからです。
・・・そんな、相変わらず辛い生理に悩まされながらも、異常無しの言葉を信じて生活していた5〜6年前の事。
突然の激しい腹痛と高熱に動く事が出来なくなり,車で主人に夜間救急病院へ連れて行って貰い、受けた診察結果が「急性腎盂腎炎の可能性が高い。」との事でした。
夜間で専門医もいなかった為、翌日専門科にかかるように言われて応急処置後、一時帰宅。
翌日の検査・エコーで「急性腎盂腎炎」との診断を受け、治療と再検査の後、よく分からないまま1週間ぐらいの治療で終わったのでした。
その時、「やはり子宮内膜症では?」と疑って、健診ではない・専門の婦人科にかかって診察も受けたのですが、「急性腎盂腎炎」と併発して起きた、「 ばい菌による感染症」と言われ、またもや訳も分からず数週間通院と服用をしました。
・・・そんな2ケ月後、再度襲われた激しい腹痛と高熱で、再度救急病院へ。
診察は「急性腎盂腎炎の再発では?」との事で、また翌日、以前かかった専門医の所へ・・・。
また同じ病気なのかと思っていたら、エコーの際に担当していた医師が変な顔をし、周りにいた数人の医師を呼んで「以前はこんなの無かったよね。」「何だろう?」なんて、本人の前でヒソヒソと話をし始めたのでした。
そうして回されたのが、その病院にある「婦人科」。
エコーを受けると、即「入院してください。手術が必要です。」
「!?」
私の左の卵巣は、子宮内膜症の一種、「チョコレートのう腫」になっており、通常は親指第一関節程度の卵巣が7〜8cm大にまで肥大していて、他の臓器と癒着+破裂寸前との医師の言葉でした。
腹部の激痛と高熱、は「チョコレートのう腫」によるものと、癒着した臓器から来る「腸炎」だったのでした・・・。
「どうしてこんなになるまで気が付かなかったの?」と言われましたが、他の婦人科では「ばい菌によるもの」と言われていたし、その前は「急性腎盂腎炎」と言われていたし・・・。
検査結果を信じていたし、自分では見て分かる事ではないので、初めて突きつけられた現実と言うか、「やっぱり自分の勘は正しかった」という気持ちで複雑でした。
幸い医師の適切な手術で「腸炎」も完治「、チョコレートのう腫」の手術も、左の卵巣は摘出する予定だったのが、「体の負担になるから」と、癒着をはがし・悪い部分を切除・洗浄して正常な部分を残してくれたとの事。
再発の可能性は避けられない「チョコレートのう腫」。
風邪はよくなりましたか?
生理痛の痛みから始まって、想像を絶する腹部の痛み。。。
よく耐えてきましたね。。。(><)
いくつもの困難に立ち向かっていらっしゃる姿が
病気と上手にお付き合いしている風に見えて
頼もしいかんじがします☆
とはいえ、同じ女性として子宮の心配は
そう簡単に消え去ることはできないと思います。。。
せめて生理痛が少しでも良くなることを
心から祈っております☆
危ないところでしたね。
うず惚れさんのコメントを読んで感じたのは、検査はその時の状態を知るだけで、リアルタイムで経過を診る事が出来ない事ですね。当たり前ですけど、写真撮影のようなもので、その一瞬だけ見れるだけなんですよね。
現代医療の限界と言えばそれまでなんでしょうけど。
風邪の事心配して下さって有難う御座います。
近日中に近況報告いたしますね。
腹部の痛みは、色々な臓器が集まっていてなかなか特定が難しいのでしょうかね・・・(・・;)。
自分では「子宮内膜症かも」と思っていても、「異常なし」と言われれば、それ以上自分ではどうしようもないですし・・・。
私の場合、誤診が続いたのが悪化の原因だったのでしょうね。
usamiriさんが書いて下さっているように、上手に病気と付き合って行ければ良いのですが、私の場合、医師に振り回されていた感じもしますね(^^ゞ。
現在良い医師に出会い・薬の服用で生理痛とはサヨナラしていますが、普段意識していなくても、「子宮」「摘出?」と考えると、自分も無縁だったんだなぁ・・・なんて思ってしまうあたり、まだ女性だったようです^^;。
お気遣いの言葉有難う御座います。
現在の日本の医療は、本当に自分の分野以外は無知に等しくて、他の科にかかる事を勧める・・・と言う事もあまり無いですよね。
せめて「○○科でも検査を〜」と言って下されば、幾つかの可能性も有るのでしょうけれど・・・。
私達のように一般の人間には、痛みや辛さは分かっても、自分で検査や治療をする事は出来ないので、いかに医師に頼り・医師次第か・・・というのが思い知らされますね(-_-;)。
今は具体的説明を求める事も・別の医師にかかる事も出来る時代にはなりましたが、それでもまだ言いにくい・聞きにく現状ですよね。
せめて医師が自分の専門分野以外、関連する病気だけでも把握してくれていると、ドクターショッピングなどする事もないのでしょうけれど・・・。
一人の患者としては、自分ではどうする事も出来ない、医師頼りだからこそ、信頼できる医師が身近にいると良いですね・・・。